あなたの肌が何を求めているか、知っていますか?
素肌美への近道は、なんといってもスキンケアの正しい知識をマスターすることです。
皮膚のスペシャリスト・早川先生に教えていただきました。

東海大学医学部を卒業後、2年間の研修医を経て、東海大学医学部皮膚科に入局。米国ジョージア州立医大に2年間留学。平成2年に東京北区にて開業。光線過敏症で医学博士の学位を取得。レーザーによるシミやアザなどの治療を得意とし、皮膚科医として最新の技術を駆使している。イナータスフォーラムおよび研修会等にて、豊富な知識と実践をわかりやすく講演し、好評を博している。

早川浩太郎皮膚科 ]東京都北区滝野川6-62-1-102 TEL03-3576-4717
 


 

まちがった洗顔はシワのもと
 
「むずかしいことはありません。皮膚のメカニズムに合った、このシンプルなセオリーを守っていれば、肌はかならずきれいになります。」と早川先生。スキンケアの基本は、年齢・性別・肌のタイプを問わず、万能だそう。「まずはこのセオリーを理解して、手順の通りきちんとケアしてみてください。」1ヶ月して手応えがない場合は、製品の品質の問題やその他の原因が考えられますから、専門家に相談を。では始めましょう!「キーワードは3つ。1に『清潔』、2に『保湿』、3つ目は『UVケア』です。それから直接の手入れではないけど、『体内美化』も忘れないでくださいね。」

1 清潔

付着した汚れは問題ですが、それ以上に肌のダメージとなるのが、自身で分泌した皮脂。皮脂は空気に触れた瞬間から劣化をはじめ、数時間後には肌を痛めつける過酸化脂質に変わります。洗顔は、これを除去する大切な手順。過酸化は時間とともに進んで毒性が強くなるので、こまめな洗顔が効果的。5〜6時間ごとが理想です。

洗顔は、ここがポイント
「刺激が少なく、必要な皮脂や成分を肌から奪わないマイルドな洗顔料で、やさしく負担をかけないよう、手で泡をしっかり立てて洗いましょう。タオルドライの時も肌をこすらないよう気をつけて。」

 


 

保湿に必要な成分は、水ではありません
 
2 保湿

乾いた肌は古い野菜のように萎び、ついには干された泥のようにひび割れます。水分は肌の健康を保ち、細胞のよみがえりにも必要です。洗顔の後、化粧水などで肌に与え、蒸発を防ぐ油分をクリームで補います。

製品選び、ここがポイント
「『保湿=水分を与える』ではありません!細胞が水分を維持する手伝いができる、特殊な『保湿成分』を肌に補うことです。人の細胞によくなじんで劣化しない、品質のよい保湿成分をたっぷり含む製品を選びましょう。」

3 UVケア

外から肌を攻撃してくる最大の敵は、紫外線。破壊的なダメージを肌に与えますので、完全な予防が望まれます。帽子や日傘、肌への負担が少ない日焼け止めをこまめに使いましょう。

これらの3つのポイントを、しっかり押さえることが、美肌づくりの基本です。「最後になりましたが、正しい食事、睡眠、ストレスフリーなど、健康的な生活態度による『体内美化』を日頃から意識しましょう。」
なるほど、ハリのある暮らしがお肌のハリにも繋がるのですね。
 


 

これがスキンケアの「基本」ポイント!
 


 


 

 
IRIS VOL.29 Spring&Summer 掲載記事