子どもの肌の真実! 薄くて弱い敏感肌
子どもの皮膚は未発達で角質細胞をしっかりと構成できません。角質が小さいために、皮膚の厚みは大人のおよそ半分。角質間を埋める皮脂も(生まれたて〜3ヶ月頃の赤ちゃんを除き)思春期まではごくわずかしか分泌されないため、バリアとなる角質層は薄くて隙間だらけ。
汗かきなのに乾燥気味!? 機能未熟で不安定
小さな身体に大人と同じ数の汗腺があり、全身の水分量が多いのが子どもの肌の特徴です。しかし、水分保持力が低いためすぐ乾燥してしまいます。バリア機能も脆弱なため、摩擦や食べこぼしなど外からの刺激を受けやすく雑菌の侵入・繁殖も容易です。
スキンケアはどうしたらいいの?
一見水分量が多く見えるのが子どもの肌。あくまでも、表面的なものですから、秋〜春は乾燥に注意してください。皮膚をカバーするクリームを多めに使い、しっかりと保湿してあげましょう。夏は、汚れをきちんと落として汗対策を強化しましょう。